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第一弾のハイブリッドは、
スナップドラゴンをベースに、FO-222を掛け合わせたオリジナル実生株
です。
FO-222は、チタノタの中でも特徴的な葉裏のスタッズ状の裏刺が魅力の一つとして知られているタイプ。
鋸歯やトップスパインもしっかり出る個体があり、独特のワイルドさを持っています。
そんなFO-222に、スナップドラゴンの血を掛け合わせることで、
「どんな表現になるのか?」
これが今回の交配で一番楽しみにしているところです。
現在はまだ育成途中。
それでも、葉の幅や厚み、鋸歯の出方を見ると、なかなか面白い雰囲気になってきました。
特に目を引くのが、
赤黒く色付いた鋸歯。
葉の縁に沿って鋸歯がしっかり並び、中央には存在感のあるトップスパインが伸びています。
幼苗の段階では、ハイブリッドの完成形を判断するのはまだ早いですが、
「これは大きくなったら面白そう」
と思わせてくれる株です。
アガベの実生ハイブリッドの面白いところは、単純に
「父親+母親=その中間」
になるわけではないところ。
同じ組み合わせから生まれた実生でも、それぞれ表現が変わります。
葉の幅、厚み、鋸歯の形、トップスパイン、葉色、ロゼットの締まり方など、さまざまな部分で個体差が出てきます。
そのため、
「この交配から、どんな化け方をする株が出てくるのか」
というのが実生の大きな楽しみです。
今回のスナップドラゴン × FO-222についても、これから成長するにつれて特徴がさらに変化していく可能性があります。
個人的に今後注目しているのは、
現在でも赤黒い鋸歯が出ています。
このまま成長して鋸歯がさらに大きくなれば、かなり迫力のある姿になりそうです。
現在でも中心のトップスパインには存在感があります。
ここがさらに太く、長く、厳つくなってくれると非常に面白い。
現在の葉は比較的幅があり、肉厚感も感じられます。
この特徴が維持されながらロゼットが締まってくれば、かなり好みの姿になりそうです。
そして一番気になるのが、やはり裏刺などのFO-222らしい特徴がどこまで現れるのか。
FO-222は葉裏のスタッズ状の裏刺が特徴として知られているため、今後葉が展開していく中で、どのような表現が出てくるのか観察していきたいと思います。
最近はアガベのハイブリッドも非常に多く流通しています。
ショップなどでもオリジナル交配株が販売されており、さまざまな組み合わせを見ることができます。
ただ、自分で交配して種を採り、
発芽 → 育成 → 葉が展開 → 特徴が見えてくる
という過程を見られるのは、実生ならではの楽しみです。
特にアガベは成長するにつれて姿が大きく変わるので、
「小さい頃は普通だったのに、数年後に化けた」
ということも十分あり得ます。
だからこそ、今の姿だけで判断せず、これからの成長をじっくり見ていきたいと思います。
今回紹介した
Agave Snapdragon × FO-222
も、K’z plantsで大切に育てているオリジナルハイブリッドの一つです。
まだまだ完成形には遠いですが、
「この株が数年後にどうなるのか?」
その変化を楽しみながら育成していきたいと思います。
今後さらに特徴が出てきたら、成長記録としてまた紹介する予定です。
スナップドラゴンの魅力と、FO-222の荒々しさ。
その両方を感じられるような株に育ってくれたら最高ですね。
これからの成長に期待です。
沖縄アガベ ユッカ アガベハイブリッド

